世話好きの木須井さんは特別養護老人ホームでも本領発揮!

移住で心機一転 未経験の介護士に

木須井智紗子さんは「田舎に住みたい!」という思いを叶え、約2年前に兵庫から大田市へ7人家族でIターンしてきた。「車の免許がなかったため、自宅から自転車で通える仕事先を、大田市の支援員の方に探していただきました」と話す。

現在は、ふるさと島根定住財団の産業体験事業を使い、社会福祉法人仁摩福祉会で特別養護老人ホームの仕事に就いている。未経験の仕事とはいえ、子どもたち5人の世話と比べたら、利用者さんの介助をしたり話をしているときの方が、体も心も落ちつくという。

これからは介護職の経験を積んで、介護福祉士の資格を取得し、正社員になる展望も持っている。屈託のない持ち前の明るさと、パワフルママの体力で、今日も利用者さんと楽しく触れあっている。

7人の仲良し家族。上の子が下の子の面倒をみるスタイル。

家は慎重に選ぶべし!

突発的に移住を決めたため、すぐ引っ越す事態に。情報収集をして住居選びを。

教育環境を知ること

子どもが習い事や、引き続き同じスポーツができる環境があるかどうかを、事前に調べましょう。

木須井智紗子さんのPROFILE

宮崎県出身。兵庫県で育ち、高校で調理師の資格を取得。調理師、その後生命保険会社の仕事に就く。結婚、出産を経て5人の子どもに恵まれた。2年前に大田市へIターン。

UIターンしまね産業体験事業を活用し、
社会福祉法人仁摩福祉会が受け入れ先となり勤務。
くらしまねっと内「産業体験」へ

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しまねUIターン情報誌 BeanS vol.61
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