自分のやりたいことを仕事にしたかった
有島義久さんは生まれ育った新潟県で、水族館の運営スタッフとして働いていた。もともと、子どものころから魚の飼育が好きだったため、水族館への就職は夢が叶った瞬間でもあった。しかし、担当は魚の飼育ではなく、接客スタッフ。やりがいはあったものの、接客や事務仕事が苦手だった。そこで『自分は何がしたいのか?』と自問自答したところ『ものづくりがしたい』と思ったのだった。
目的が明確だったので
迷わず移住への道筋がついた
和菓子職人になるため、日本三大和菓子処の京都・金沢・松江をターゲットにした。知人から、松江には独特の和菓子文化があることを聞き、「島根 和菓子」をインターネットで検索した。そこで働きながら学べる和菓子の技術専門校を見つけ、早速松江へ。専門校へ行き面接を受け、入学が決まった。
レベルの高い和菓子店で
新米職人としてコツコツ邁進
移住して約1年。出雲市の和菓子屋「福泉堂」で働いている。店は少数精鋭のため、初心者の有島さんでも豆から餡をつくる工程を手伝えたり、生地をつくる下準備なども行ったりしている。仕事がひと段落つくと、店長に教わりながら兄弟子と形成の練習なども。1年目にしては職人として多くの学びを得ている。また休日になると勉強がてら和菓子店巡りをしている。今はパン屋巡りに移行し、車で方々へ行きながら島根を満喫しているところだ。
UIターン無料職業紹介
就職が決まるまでサポート!
経験豊富な専門スタッフが、登録者の皆さんと県内企業採用担当との仲介役を担います。