小野寺
大
さん
益田市 ◀◀◀ 東京都
#4人家族 #Iターン
小野寺
大
さん
益田市 ◀◀◀ 東京都
#4人家族 #Iターン
京都に生まれ育った小野寺大さんは、大学卒業後に東京・原宿にあるスニーカーショップに就職。東京で暮らす中で、妻・佳恵さんと出逢い結婚。一女一男をもうけ、不動産会社の営業に転職。身を粉にして、これまで以上に仕事へ向き合う日々を送るが、家族となかなか顔を合わせられず、休日は週1日程度。家族とのコミュニケーションはままならなかった。
ある時、佳恵さんが親類の住む益田市へ遊びに行くことがあった。佳恵さんから送られてくる島根の風景と子どもたちの写真を見て、「いいところだな」と島根に魅せられた。帰ってきた佳恵さんから「島根へ移住したい」という言葉を聞き、大さんも本気で移住を考え始めた。
移住 Before After
移住前
居住地 | 東京都町田市 |
---|---|
職 業 | 不動産営業 |
間取り | 4LDK |
趣 味 | 特になし |
移住後
居住地 | 島根県益田市 |
---|---|
職 業 | 造園業 |
間取り | 7SLDK |
趣 味 | アウトドア遊び |
家族のためと仕事に打ち込んできた。しかし、その働き方が妻や子どもたちとの時間を減らしてしまっていることへのジレンマを抱えていた。
また、住環境にも思うところがあったという。都心でなくとも住宅の密集するエリア。家と家の距離が近く、気を使わなければならないことも多かった。
佳恵さんも育児や家事のみならず、フリーランスとして働き、常に時間に追われる日々。
ちょっと出掛けるにも、人混みをかき分けていかなければならず、暮らすことと疲れることがイコールな生活に悩む佳恵さんの姿を見ることも辛かったそうだ。
移住検討スタート
妻がきっかけで検討開始
気付けば誰より移住を
真剣に考える自分がいた
佳恵さんの母親が益田市出身で今も親族が住んでおり、10年ぶりに子どもたちを連れて遊びに行ったところ、環境の良さに心奪われ、移住への情熱が一気に高まった。もともと夫婦の間で場所は決めずに移住したいという話をしていたが、気付けば佳恵さんよりも島根移住に本気になっている自分がいた。「仕事が決まったら移住しよう」。そう決めた大さんは、定住財団にコンタクトを取って転職活動を開始。現在の造園会社を紹介されて無事仕事が決まった。同時期に中古の住宅と出会い、購入。着々と移住の準備を進めていったという。
小野寺さんがしまねで見つけた
「ちょうどいい」
大さんいわく、そこに住まう人の密度が「ちょうどいい」とのこと。
東京での暮らしが長く、一時期は都心部に住んでいたこともあって、常に人の多さ、密度の濃さが気になっていた。その点、益田市は自身が落ち着ける人の密度だと感じているという。佳恵さんも同じように感じており、「息の詰まりそうな感覚がなくなった」と大さんに話しているそう。
また、益田という街での暮らしにおける「ほどよさ」を挙げる。例えば、飲食店ひとつとっても東京では選択肢が多すぎる。決めた店に入ろうにも数時間待たされることもある。
「それで1日が潰れてしまうのはもったいないですよね。ほどよい数の選択肢から選んで、有意義に時間を使えるのが良い。益田という街はとても過ごしやすいところですね」(大さん)
そして、環境の良さにも満足している。壮大な自然に囲まれ、空気は美味しく、ただ歩いていても目にするものが綺麗で楽しい。近所の川や海で遊ぶことを含め、ほどよい娯楽感もちょうどいいものだという。
家族と過ごせる
ことが幸せ
家で過ごす時間はいつも深夜にひとりきり。そんなライフスタイルが大きく変わり、家族と時間を共有できる暮らしになった。子どもたちはそれぞれ好きなことをしつつも、みんなが同じ空間で過ごし、子どもの成長を間近で見守ることができるようになった。「『ふつうの家族の光景』を手に入れられたことが、何物にも代えがたい」と、時折恥ずかしそうに、しかしとても嬉しそうに大さんは語った。
小野寺さんが利用した支援 UIターン無料職業紹介
県外在住で島根県へのUIターンを考える人の就職を、経験豊富な職業紹介担当スタッフがサポートします。ご希望に合った最適な転職先の提案はもちろんのこと、会社見学や選考の調整なども行い、希望される企業との縁をつなぎます。
まずは「しまね登録」からどうぞ。
※無料職業紹介は社会人向けサービスです。現在学生の方は対象となりません。