産業体験レポート

東京→津和野町!
中藤 綾子さん

PROFILE

大阪府出身。建材メーカーや介護職等さまざまな職種に就く。34歳で上京し、出版社に勤める。その後、結婚し出産。待機児童問題や都会暮らしに疑問を抱き、津和野町へIターン。自然農法での野菜栽培を目指す。

菊の花畑に

中藤綾子さん(左)と竜彦君(中)。
2カ所目の 受入先・齋藤ミサ子さん(右)の菊の花畑にて。秋になるとたくさんの菊の花が咲き誇る。

東京で結婚し子どもも授かった中藤綾子さんは、都会での仕事や子育てに疑問を持ち始めていた。田舎暮らしに憧れていたこともあり夫婦で「新・農業人フェア」に出かけた。津和野町のブースにて「1度来てください」とラブコールを受け、1週間の体験ツアーへ。
 「農業体験も楽しく、何より子どもが田畑の中を、元気に裸足で走り回っている姿をみて感動しました」と話す綾子さん。家族で環境が良い津和野町への移住を決断した。
 津和野町の勧めで、ふるさと島根定住財団の産業体験事業を使い町内の農家で研修することに。しかし、慣れない農作業に体力がついていかず断念。2カ所目の受入先では花や野菜栽培、加工品づくりを行い、1年間の体験が終了した。現在は津和野町の農林業研修支援事業の2年目に入り、受入先にて農業全般のノウハウを教わっている。将来は自ら栽培した野菜を都会地の人にも食べてもらいたいと考えている。


住んで良かった

春夏秋冬が感じられる

山も田んぼも毎日景色が変わり、季節の移り変わりを肌で感じることができます。

食べものがおいしい!

野菜に限らず魚も肉も、水も空気も、口に入るものは全ておいしいです。食材が良いので、料理の腕が上がったような気がします。子どもが健康体になりました!

子育てしやすい環境

子どもたちがいるだけで、みんなニコニコ。ご近所さんも優しく接してくれます。保育園は待機児童もありません。以前に比べて家族で過ごす時間が充実しました。

菊の苗を植える中藤さんと受入先の齋藤さん。

菊の苗を植える中藤さんと受入先の齋藤さん。

挿し芽の後、根が出た頃に定植。

挿し芽の後、根が出た頃に定植。

精魂込めて育てると花がキレイに咲きますね!
産業体験事業

島根県外にお住まいの方が、島根県にUIターンして農林漁業や伝統工芸、介護などを受入先のもとで長期間体験される場合に活用できる事業です。体験期間中は、滞在に必要な経費の一部を助成します。島根県で農林漁業等にチャレンジしてみたいとお考えの方は、お気軽にふるさと島根定住財団にご相談ください!

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