自然や食、文化
隠岐を満喫できる旅を提供

国内の日帰りから海外旅行まで有意義な旅を提案する（株）一畑トラベルサービス。松江市に本社があり、島根県内と鳥取県の一部に営業所を持つ地域密着型の旅行代理店である。

ここ隠岐営業所では、島内のお客様にツアーを紹介するほか、冬期対策として隠岐空港利用促進協議会と連携し、関西や関東方面からのお客様をターゲットに「あわび料理ツアー」を行っている。天然アワビ８００グラムをメインに魚介類をふんだんにつかった食事と「壇鏡の滝」などへ行く観光付き。年々、周知されているところだ。

「隠岐の営業所は島民と接することが多いので、Ｕターンの野津さんは地元の方言をうまく使いながらお客様とのコミュニケーションを図っていますよ」と話す山村所長。地元の人には快適な旅行プランを、そして島外の方には隠岐の魅力がいっぱい詰まったツアーを企画中である。

島の人に旅行の相談を受ける野津さん。

島暮らしの息抜きに
素敵な旅を提供したい

那久岬

「Ｕターンして１年になりますが、旅行関係の仕事はこれまで就いたことがなく、最初は大変でした」と話すのは隠岐の島町へＵターンした野津恵美さん。岡山の短大卒業後、アパレル業などに就き、同じ接客業を行っていたが、ここ隠岐の島は特に地域密着型。土地勘はもちろん旅行業は県内外、海外旅行の知識などにも長けてないと務まらない。そこで、まず行ったのが隠岐の島の観光地を巡ることだった。

「高校卒業後に島を出たので、隠岐のことを全く知らなかったのです。お気に入りは那久岬。雲の合い間から光が差し込む幻想的な景色に感動し、隠岐の魅力を再発見しました」と野津さん。岡山にいるときはゆっくりドライブをする時間さえなかったと言うが、今は広島や大阪にも出かけ、自ら旅行も満喫している。

「島にいると窮屈になることもあるので、発散するためにも良い旅行プランを紹介していきたいです！」と、仕事にも慣れてきた様子。アットホームな職場で充実した毎日を送っている。

タイムスケジュール

• 7:00　起床・朝食

  ▼

• 9:00　出勤・仕事

  ▼

• 18:00　帰宅。 夕ご飯をつくり食べる。 たまにウォーキングを。

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• 23:00　就寝

私のプライベートタイム

企業からみた島根の「イイね！」

岩倉の乳房杉

　隠岐はユネスコ世界ジオパークに登録され、自然が豊かで島独特の文化も魅力。それ以上に「人情が厚い」とよく言われ、島の人と仲良くなった観光客がリピーターとして来られることも多い。島民と接すればパンフレットにないような隠岐の楽しみ方ができるはずである。

株式会社一畑トラベルサービス

野津さんが暮らす隠岐の島町

【島について】

隠岐の島町は、人口１４，７２９人（平成28年11月１日現在）で島根半島の北東約80㎞の海上にぽっかり浮かぶ離島です。　島は、ほぼ円形に近く面積は２４２．９５㎢（琵琶湖の約１／３）で、その約80％を森林が占めています。

平成25年９月９日には、貴重な地質資源と何億年も続いている「大地の成り立ち」、その大地の上に育まれた「独自の生態系」、受け継がれてきた「人の営み」が認められ「世界ジオパーク」に認定されました。※現在は、ユネスコの正式事業となり、「隠岐ユネスコ世界ジオパーク」として活動しています。

【保育料の軽減】

隠岐の島町では、少子化対策の一環として保育料の軽減を行っています。第一子の保育料は国基準の１／２、二人目以降の保育料は同時入所でなくても無料となります。

【おためし住宅】

島へ移住を検討される方や移住後に住居や仕事を探される方が安価にご利用いただける「おためし住宅」を提供しています。最長６ヶ月の利用が可能です。

【Ｕターン助成制度】

年齢制限など一定の要件がありますが、Ｕターンの際の引っ越し費用、Ｕターン後の住宅改修や賃貸住宅の家賃について助成制度を設けています。

【Ｉターン助成制度】

事前に移住のご相談を受け、アテンドさせていただいたＩターン者の方について移住後に助成金を交付します。

【サポート体制】

移住を検討されてから移住に至るまで、住まい、お仕事など一緒になって考えます。
移住後の困り事や悩み事も、気軽に相談してください。
島への移住は、「おためし住宅」をご利用になり、島の風土を肌で感じていただいて、「ご納得の移住」をお薦めします。　移住はその人の人生を左右する重要な事柄です。島の良いところだけでなく、そうでないところも知って下さい。移住が成功するように最後までお手伝いをさせていただきます。
隠岐の島町に住んで良かったと思っていただけるようスタッフ全員で頑張ります。

隠岐の島町役場 定住対策課の皆さん