Beansしまね
920x 01

人生初の一人暮らし
人とのご縁が後押ししてくれた

益田市の特別養護老人ホーム「ますだ」ハイツで利用者さんと楽しく話をしているのは、神奈川県からIターンしてきた伊藤美奈子さん。移住したきっかけは、なんと島根県観光キャラクター〝しまねっこ〟だった。「愛くるしい〝しまねっこ〟がどの県のゆるキャラなのか、すぐインターネットで検索しました!」と話す伊藤さん。それから島根県に何度も訪れ、益田市の婚活イベントに参加した際に石見神楽を見たり、鮎などを使ったおいしい料理を食べ、益田市がすっかりお気に入りとなった。また友だちもでき、SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)でも繋がるなど、その縁に拍車がかかり、3年の歳月を経て移住することとなった。

益田市への移住を決めると、まずは「仕事」探し。東京で行われていた「しまねUIターンフェア」へ行き、仕事情報を収集。これまで9年間、介護の仕事に携わっていたことから、益田市にある社会福祉法人梅寿会の紹介を受けた。面接後にすぐ採用が決まり住居も見つかり、トントン拍子に事が運んだ。

「同じ介護職とはいえ、特別養護老人ホームははじめて。仕事がうまく出来なく落ち込むことも…。でも『焦らなくても大丈夫!』『ホームシックになってない?』と職員の方はもちろん利用者さんからも気にかけてもらっています。皆さん親切で、心から感謝しています」と伊藤さん。移住して半年経つが、今はすっかり溶け込んだ様子。仕事も暮らしも趣味も楽しみながら、毎日笑顔で過ごしている。

1.島根県は東西に長い!

最初の島根旅は松江市や出雲市など東部の観光ツアーでした。松江城や出雲大社など「良いところがたくさんある!」と圧巻の旅でした。次は益田市へ。地域あげての婚活イベントに参加ということもあり、人の温かさに触れる旅でした。この時に益田市の人と繋がり、移住の手伝いもしてくれました。東と西では風土などが違うので、移住する時はその土地へ行き体感することが一番です。

2.しまねUIターンフェアへ行くべし

Iターンなので島根に縁もゆかりもなく、心細いのですが、市役所やふるさと島根定住財団など窓口があり、とても親切に対応していただき助かりました。そういうご縁もあるので、移住を希望する方は、UIターンフェアへ行った方がいいです! 各市町村の情報はもちろん、特に「UIターンの先輩」の生の声を聞くと心に響きます。「しまねナイト」というイベントでは島根を好きな人と繋がることができてオススメです。

3.移住支援制度が手厚い

私は「社会人インターンシップ」という助成を受けました。これはIT、建設、介護等の分野で一定の資格や実務経験があれば受けられる制度で助成金を受けながら就業体験ができます。期間が最長3カ月あるので、いくつかの事業所で体験する方もおられるとか。私は「ますだ」ハイツで1カ月働き、そのまま就職しました。

900x900 02

仕事の打ち合わせをする伊藤さん。仕事も慣れてきた様子

900x900 03

利用者さんとのコミュニケーションはお手のもの。

900x900 04

苦手な料理も教えてもらいながら挑戦!

360x face

伊藤美奈子さんの Profile

社会福祉法人梅寿会の特別養護老人ホーム「ますだ」ハイツの介護士となる。社会人インターンシップの助成を受け仕事を体験し、同職場へ就職。

  • 神奈川県横須賀市出身

  • 地元で美容の仕事に就き 後に介護士となる

  • 「しまねっこ」にハマり 島根を何度も旅する

  • 半年前に益田市へIターン

私の町のお気に入り

900x900 00

ハマっているのは「石見神楽」です。皆さんイケメン揃い(笑)。舞う人もお囃子の人もカッコイイです! 石見神楽はたくさん社中があるので、今はいろいろな社中さんの神楽を見ることが楽しみとなっています。写真は益田市の久城社中さんです。