こんにちは!山陰のタウン情報誌「ラズダ」編集部みのりんです。ドライブついでに立ち寄る場所から、今ではお出かけの目的地となった道の駅。
今回は島根県内にある道の駅のうち、“ご当地グルメ”をピックアップ。レストランで味わったり、産直野菜を買ったりと、様々な楽しみ方ができる道の駅へ、編集部で分担して食べに、買いに行ってきました!
島根ならではの味わいを堪能しませんか?
今回ご紹介するのは・・・
名物はワニ料理!?地元食材満載の美食体験!
【飯南町】 道の駅とんばら
レストラン、産直市、カフェ『ラムネMILK堂』からなる道の駅。特に注目はレストランやまなみで、麺や定食、日替わりランチなどが種類豊富にそろいます。中でもワニ(サメ)料理や、地元のブランド豚「飯南ポーク」といった、地域色に富んだ料理が大人気!
ワニフライ定食 1,150円(ライス、みそ汁、サラダ、小鉢付)
海から遠く離れた飯南町では、「ワニ(サメ)」が貴重な海の幸として重宝されてきました。これは、ワニが日持ちし、刺身でも食べられる特徴があったから。(※「ワニ」とはサメを表す古語で、古事記「因幡の白兎」でワニが登場します。舞台となった出雲地区を中心に、今もこの呼称が使われています。)
ワニはフライにすることで外サクサク、中フワフワな食感に。クセや臭みもそれほどなく、濃いめの生姜ソースと相性抜群。甘みがあり、ふっくらとした飯南米がガツガツ進みます。
インパクト大の煮豚串が絶品!「飯南ポーク」のバラ肉をこんがり焼き、特製のタレでじっくり煮込んでホロホロに。串は通常2本でボリューミーですが、他にも食べるなら1本に変更可(1,350円)。野菜をたっぷり使用した出汁と、醤油ダレを合わせたスープは栄養満点です。
焼きたてのおイモにアイストッピング 芋代100g150円+アイス代110円〜
食事の後は、同施設内のカフェで地元食材を使った甘~いスイーツはいかが?
『ラムネMILK堂』では、飯南町でのみ栽培されているサツマイモ「森の絹」を使ったスイーツが好評。遠赤外線でじっくり焼き上げたイモは、糖度40度以上とバナナ越えの甘さ、そしてなめらかな食感に。飯南町の酪農家による朝絞り生乳のアイスをのせられます。アイスは好みを選べ、オススメは塩味のある「藻塩ミルク」、香りとコクをプラスしてくれる「ほうじ茶」。店では他に、地元食材のドーナツなどを販売。
お腹をしっかり満たした後は、買い物も外せません!
産直市には毎日、採れたての野菜、米、加工品、手芸品などがずらり。春には山菜、秋にはキノコなど、四季折々のラインナップが楽しめ、イチオシは8月~10月末まである「いいなんパプリカ」。大玉で肉厚、うま味がギュッと凝縮されています。ドライブのおともにピッタリのお菓子やパンもあります。
道の駅とんばら
電話:0854-72-1111
住所:島根県飯石郡飯南町花栗48 [MAP]
営業:【レストランやまなみ】9:00~17:00(モーニング9:00~11:00,ランチ10:00~15:00,喫茶15:00~17:00)
【ぶなの里】8:30~17:00
【ラムネMILK堂】9:15~17:15
定休:【レストランやまなみ】木曜・年末年始、【ぶなの里】第3木曜・年末年始、【ラムネMILK堂】年末年始
駐車:あり
備考:駐車場、トイレ、公衆電話は24時間利用可
情報:HP
Instagram
Facebook
“オーガニックの里”で育つ安心安全な有機野菜に注目を
【吉賀町】 道の駅かきのきむら
島根県の西端、山口県との県境に位置する吉賀町・柿木村地区。今から40年も前から地域全体で有機農業に取り組み、無農薬・無化学肥料で安心安全な食作りをしています。
“オーガニックの里”ともいわれる地区で、その魅力を発信しているのがここ。地元農家によって丁寧に育てられた有機野菜や、無添加食品が並びます。いずれもお手ごろ価格で買えることもあり、県内外から多くの人が続々と訪れます。
数ある商品の中でもハズせないのは、やはり農産物コーナー。
無農薬・無化学肥料のオーガニック野菜、「日本の棚田100選」に選ばれた『大井谷の棚田』で栽培されたコシヒカリ、原木の干し椎茸、メロンなどワクワクするラインナップが並びます。
地元の農家さんが時々品出しを行う姿も見られたので、生産者さんから生の声が聞けるチャンスがあるかも!?
店内には有機野菜をはじめ、無添加のパンや地元の大豆を使用した手作り味噌、地酒や和菓子など郷土の味が勢ぞろい。中には高津川で獲れた「天然鮎の炭火焼」なんていう珍品も!ここでしか手に入らない商品は旅のお土産にピッタリです。
その他、地元の木工職人による工芸品や雑貨も。地域色豊かで、見て回るだけでも楽しいですよ!
有機野菜を使った昼食が味わえる自然派レストランも併設。独自に開発した「かきのきむらのスパイスカレー」は、ピリッとほんのり辛く、地場野菜が彩ります。素揚げされたトッピングの有機野菜はおいしさもギュッと凝縮。野菜は旬の時期によって変更になるため、一期一会の楽しさがありますよ!
かきのきむらのスパイスカレー 1,200円道の駅かきのきむら
電話:0856-79-8024
住所:島根県鹿足郡吉賀町柿木500-1 [MAP]
営業:9:00~17:30(レストランは11:00~15:00(OS 14:30)) *年末年始は時短営業日あり
定休:第3火曜
駐車:あり
備考:駐車場、トイレは24時間利用可
情報:HP
Instagram
Facebook
自家製粉そばとゆず。美都の豊かな自然が育んだ味を
【益田市】 道の駅サンエイト美都
春は桜、夏はホタル、秋はゆずと、自然の恵みが豊富な美都町。 中でも「ゆず」は県内有数の生産量を誇り、道の駅ではゆず商品を数多く展開しています。 また、併設の食堂「驛そば」のご当地そば、「わさび飯」も評判。
ゆずの香りが口いっぱいに広がる「ゆずこしょう」、料理に大活躍の「ゆずみそ」などはお土産にピッタリ。ご当地サイダーの「ゆずサイダー」は爽やかな甘酸っぱさが特徴。子どもからお年寄りまで、幅広く親しまれている「ゆずっこ」は美都町の名物として親しまれています。
ゆずっこ 130円(1本)北海道産、県内産そば粉を使った自家製粉の十割そばもサンエイト美都の看板グルメ。地元で採れた山菜、破竹 、キノコ、ゆずなど、里山ならではのトッピングも。そばだけでなくうどんや「わさび飯」もあり。「わさび飯」は匹見産の新鮮な根わさびを使用し、自分ですり下ろしていただきます。本わさびの風味と、かつお節の香りが食欲をそそる、クセになるひと品。
すぐ近くには日帰り温泉施設『美都温泉』も。ゆったりとした大浴場と露天風呂を備え、本格的な温泉が気軽に楽しめます。地下1200mから湧出する温泉は「美人湯」として知られ、県外からも多くのお客さんが!合わせてプランニングして、自分を癒やすおでかけとしても良さそうですよ。
道の駅サンエイト美都
電話:0856-52-3644
住所:島根県益田市美都町宇津川ロ586-2 [MAP]
営業:9:00~19:00(レストランは11:00~14:30)
定休:火曜
駐車:あり
備考:駐車場、トイレ、公衆電話は24時間利用可
情報:HP
Instagram
Facebook
絶景スポットやアクティブ体験も!個性派道の駅
グルメはもちろん、アクティビティが楽しめたり、フォトジェニックなスポットなど、島根県には個性的な道の駅がまだまだあります!
宍道湖でマリンアクティビティを!
【松江市】 道の駅秋鹿なぎさ公園
宍道湖の北岸に延びる国道431号線沿いに立地。道の駅ながら、湖に面したロケーションを活かしたレイクアクティビティが人気なんです!
カヌー、ヨット、ローボートなどがあり、いろいろな楽しみ方ができそう。子ども連れに人気の3人乗りスワンボートもあり、気軽に家族で遊べますよ♪(30分ごとに高校生以上200円、中学生以下・65歳以上100円。*ヨットは要予約、1週間前までの予約が確実。スワンボートの利用時間は20分)
道の駅秋鹿なぎさ公園
電話:0852-88-3700
住所:島根県松江市岡本町1048-1 [MAP]
営業:9:00~21:00
【レストラン・土産売店】9:00~18:00
【レイクアクティビティ】5~9月10:00~12:00,13:00~17:00、4・10月10:00~16:00 *受付は各30分前
定休:火曜 *レイクスポーツは夏休み期間中無休
駐車:あり
備考:駐車場、トイレ、電話は24時間利用可
情報:HP
Instagram
Facebook
フォトジェニックな道の駅を彩るPOPアート
【浜田市】 道の駅ゆうひパーク三隅
2021年に「POPアートな道の駅」&「鉄道ファンの聖地」をテーマにリニューアル。敷地内にはカラフルな撮影スポットがたくさんあります。広場を走り回ったり、汽車を眺めたりできるので、子どもと一緒に楽しめそう。タイミングが良ければ、走り抜ける汽車と日本海を一緒に撮影できます!
道の駅ゆうひパーク三隅
電話:0855-32-2880
住所:島根県浜田市三隅町折居220-1 [MAP]
営業:9:00~17:30
定休:無休
駐車:あり
備考:駐車場、トイレは24時間利用可
情報:Instagram
Facebook
※こちらの記事は2024年10月公開