こんにちは!山陰のタウン情報誌ラズダの編集部あつきちです。
最近トレンドのワーケーション、仕事をしつつ休みも満喫する新しい過ごし方のひとつ。観光地が力を入れているところもありますよね~。
・・・ちょっと待ってください!
島根県と言えば、北は日本海、南は中国山地の豊かな自然、バラエティに富んだ食事、温泉もいっぱい、あと、人口も少ないし(小声)。これは島根県、ワーケーションに最適な場所なのでは?
そこで今回は、島根県内で特におすすめ!と思った3ヶ所・エリアをご紹介。仕事はほどほどに、めいっぱい深呼吸してリフレッシュしましょう!
益田市 『三里ヶ浜 SEASIDE AREA NALU』
海辺ワーケーション!食べる・泊まる・働くが揃ったリゾートオフィス
島根県西部の益田市は、空の玄関口「萩・石見空港」があり、首都圏とのアクセスも至便なエリア。その市内から5kmほど離れた場所に、働く・泊まる・食べるの3拍子が揃った複合施設があります。それぞれゲストハウス&カフェ「haretel」、コミュニティオフィス「NALU」、コテージ「nil.noi」があり、3つ合わせて『三里ヶ浜 SEASIDE AREA NALU』。7月下旬には、4つ目となるサウナの施設「Breeze」がオープン予定!
海沿いに並ぶ3つの施設の真ん中、コミュニティオフィス「NALU」は、会員専用の専用ブースのほか、誰でも入れる一時的な時間単位での利用(ドロップイン)もできます。
1階のオシャレなワークスペース、海が見えるカフェスペースやカウンターと、それぞれのワークスタイルに合わせて自由に使える空間です。集中したい人は完全個室のテレワークルームも。
そしてなんとドロップイン利用は1ドリンク付き!軽食(菓子)やドリンクなどの持ち込みも可。
ちょっと仕事が片付けば、テラスに出て海沿いを歩いたり、お隣のカフェ「haretel」でコーヒーをテイクアウトしてボーっとしたり。仕事にも集中できて、疲れも癒してくれるイチオシのワーケーション拠点なんです。
コテージもあるうえ、月額の会員利用もできるため、長期滞在にも『三里ヶ浜SEASIDE AREA NALU』はピッタリです。仕事も余暇も充実したいワーケーションにはオススメの滞在先ですよ。
益田市ってこんなところ!
『三里ヶ浜SEASIDE AREA NALU』があるのは益田市内、国道191号線沿いの持石海岸(三里が浜)エリア。夏はマリンレジャーで人気の場所です。身体ひとつあれば、一直線に延びる海岸線沿いを歩いたり、海を眺めたりするだけでも充分にリラックス~♪
夕暮れ時は、海に沈む夕日を見に来る人も。
持石海岸は夏になると、サーフィンをはじめSUP(サップ)などのアクティビティ利用者で賑わいます。通年だと、気ままに釣りをしに来られる地元民の姿もちらほら。
「癒し」要素もあれば、マリンレジャーの「遊び」要素も兼ね備えた益田市自慢の名勝。季節ごとに過ごし方を変えてみるのもいいですね。
また近年、益田市ではサイクリングも人気。観光名所を巡れるコースから自転車競技の最高峰といわれる日本大会で使われたコースまで幅広い!日本一の水質を誇る清流・高津川沿いを走ったり、益田市の歴史や文化を感じながら走れたり。中には100km走っても“信号ゼロ”なんて道も!自転車は益田市駅前でレンタルもできますよ。
雲南市 『tsukaru』
静寂があたりを包みこむ。山あいの温泉地にある一棟貸しスタイルのお宿
島根県中部、雲南市の山あいの静かな温泉地・出雲湯村温泉にある一棟貸しスタイルのお宿『tsukaru(ツカル)』。静かなロケーションにあるお宿なので、集中してバッチリ仕事ができます。目の前に広がる緑豊かな山々と斐伊川の自然環境でリフレッシュすることも。
古民家を活用したお宿ながら、1階ダイニングは薪ストーブやカラフルな椅子といった洋風な家具も。土間の床も相まって和洋折衷のステキ空間になっています。
2階の寝室からは近くを流れる斐伊川や木々を見晴らせてリラックス効果抜群。もちろんフリーWi-Fiも完備しているので、自然を感じながら仕事スタート!
『tsukaru(ツカル)』から約1分の場所にある温泉スポットは、宿泊者なら無料で利用できるみたい。早めに仕事を終わらせて周辺施設も満喫しちゃおう。
雲南市ってこんなところ!
『tsukaru(ツカル)』があるのは島根県雲南市の温泉地・出雲湯村温泉。周辺だけでなく、雲南市広域で見ればたくさんの温泉施設が点在しています。毎日違う温泉に浸かって日頃の疲れを癒やしましょう!
自然豊かな雲南市では里山の風景の中でのんびりとした時間を過ごすことも。木々の緑が目の保養になりますよ。
斐伊川堤防の桜並木は中国地方随一の桜の名所。見頃の時期にはあたり一面美しいピンク色に染まり見応え抜群です!桜並木の下でゆったりした時間を過ごしてリフレッシュできます。春の見頃の時期にはライトアップされた夜桜もオススメですね。
津和野町 『日原にぎわい創出拠点 かわべ』
カフェや図書館もある!清流高津川沿いにある複合交流施設
津和野町日原地区の“にぎわい”創出を目的に創設された施設『かわべ』。カフェや図書館、さらには蔵のコワーキングスペースもあって、町内外から幅広く人が行き交っています。
『かわべ』にある蔵のコワーキングスペースには、スムーズな仕事を後押しする環境が整っています。写真の「蔵1」はカウンター席とテーブル席があり、目の前の業務に集中できるように。
こちらの「蔵2」は防音設備になっているので、「これからWeb会議なんだけど・・・」なんて方にも◎。写真にはテーブルや椅子はありませんがもちろんテーブル・イスも完備しています。
併設されているカフェでは仕事の合間にひと息入れることも。現在は休業中ですが2023年春頃に再オープン予定。落ち着いた雰囲気の店内なのでゆっくりと息抜きできそうです。
そのほか、季節に合わせたイベントやフラワーアレンジメントなどのワークショップも頻繁に開催中。過去には子どもも楽しめる川遊びイベントなども実施していて、「地域の人との交流」が世代を超えて楽しめる空間になっていますよ。
津和野町ってこんなところ!
日原にぎわい創出拠点『かわべ』があるのは、島根県と山口県の県境、津和野町。車で20分ほどの場所には城下町として今なお息づく歴史と文化の町並みが広がります。『かわべ』には宿泊設備がないものの、城下町エリアには温泉宿もあるので、宿泊時はそちらを利用しましょう。
メインストリート「殿町通り」、「本町通り」は風情ある石畳。和菓子屋やお土産物屋、蔵元などが立ち並んでいて、昔ながらの風情が残ります。特産の「源氏巻」をその場で食べ歩いて、津和野町の雰囲気をさらに味わってみて。
1985年に全国初の公開天文台として立てられた『日原天文台』。津和野町の美しい星空をよりいっそう満喫できます。この望遠鏡で眺める星空は教科書に載っているような星々!?実際に目で見て体験してみてくださいね。
※こちらの記事は2023年6月公開