島根がもっと好きになる!地元編集部が見つけた島根のいいところ
VOL.9

島根でおつかい!食材探しの旅したら絶品ピザができあがり!?え?

え?絶品ピザ?島根で食材探しの旅
遊ぶ 食べる

こんにちは!山陰のタウン情報誌ラズダの編集部いしやんです。

みなさんは子どものころ、“おつかい”行きましたか?

今回はラズダ編集部あつきちに、島根県西部の津和野町で“おつかい”、もとい食材探しの旅へ出かけてもらいました!
おいしいピザに、温かい人たち、すがすがしい空気と、最高に癒されたおつかいin津和野。
「何言ってんの?」状態だと思いますが、とりあえず最後までお付き合いを・・・!

野に放たれた編集部あつきち。いきなり箱を手渡されて…

松江市内から車で3時間半。のどかな田園風景が広がる津和野町へやってきた編集部あつきち&いしやん。何も告げられないまま連れて来られた編集部あつきち、ちょっぴり不安そう・・・。

★今回の記事は津和野体験Yu-naの協力のもと実際の行程とは異なる、特別バージョンでお届けします!

え?どういうこと?と思った方、
先にオチを見たい方はこちら↓

箱を手渡される編集部あつきち。箱には「食材」の文字。

え?何コレ?

引いてみて。

パプリカ?

それでは今から、津和野町の農家さんとこ行って、「パプリカ」もらってきてください!そんで、最後にピザ、作るで!

えぇ・・・。

突如、津和野で始まった食材探しの旅。果たして無事に野菜は集まるのか!?そして、ピザは食べられるのか!?

メインの観光地から離れて自然あふれる山あいエリアを自転車でスイスイ

今回は車ではなく、電動のマウンテンバイクに乗って津和野を探索。

津和野町は島根県西部、山口県との県境にある人口約7000人の小さな町。山々に囲まれ、豊かな自然と城下町ならではの風情が同居し、日本遺産・津和野百景図そのままの景色が残されています。

美しい町並みは“山陰の小京都”と呼ばれ、多くの観光客から人気。今回の体験は、メイン観光地から離れて地元の方が暮らしているエリアを中心にライド!

自転車なんて普段、あまり乗らないけど、空気が気持ちいい!
これだけ畑や田んぼもあるし、すぐに見つかりそうだな~♪

山あいに抜ける風を受けながらのツーリング。あたりは豊かな自然ばかりで、自転車に乗っているだけなのに、頭のモヤモヤも吹っ飛んでいきそう。
信号機が少なく、交通量も少ない津和野町。マイペースで自転車旅が楽しめるのも島根の魅力ですね!

地元のナビゲーターさんと一緒に。 ※通常の体験はガイド帯同で巡ります。

お目当てのパプリカGET!と思ったら気が付いたらカバンはパンパン

いよいよ目的地に到着。今回ご協力いただいたのは、ハウスを複数持つ農家・青木さん。笑顔がチャーミングな青木さんのハウスから、パプリカいただきます!

パプリカくださ~い!

青木さん宅では、季節ごとにたくさんの野菜を栽培されています。パプリカをはじめ、ナス、キュウリ、最近では健康食品としても人気のエゴマなどなど。広いハウスにいっぱい実った野菜たち。これだけでもちょっぴりワクワク。

青木さんから「これが食べごろかな~」などと手ほどきを受けながら、おいしそうなのをチョキチョキ収穫。

パプリカGET!

これにてミッションクリア!と思いきや、青木さんから「ナスいらん?キュウリもあるで~。あ、豆も持って行き~」。

えぇ!!

大きいナスに、ぷっくりおいしそうなインゲン豆、

キュウリまで!

パプリカだけいただくはずが、あれよあれよという間に・・・

め、メチャクチャもらっちゃった~!!

青木さんからは「ほんとにそれだけでえぇ?」と、黙っているとさらにいただけそうな気配(笑)。野菜の内容はタイミングによって異なるそうですが、ナチュラルなおもてなし精神、おおらかな島根の農家さんらしくて、温か~い気持ちに。

さらにお野菜、いただきました~!ありがとうございますm(__)m

青木さんのほか、石井さんというお方の畑でも食材になる野菜をいただきました。
地元住民の方々とたくさん交流できるのも食材探しの旅の大きな魅力ですねー!何よりみなさん温か~い♪

ピザづくりスタート。美味で温か~い津和野ピザを

これだけ“おつかい”してきました!(ドヤァ)

パプリカ・・・だけでは・・・?この量は想定外。

では早速、クッキングスタート。地元の方にもお手伝いいただき、野菜をカットしていきます。今回はピザと、たくさん野菜をいただいたのでサラダ、窯焼き野菜も!

食材も切り終わったし、いよいよピザづくり!

ピザの生地やソースなどは、地元の方の手作り。素材本来の味が活きていて、野菜の味を引き立てるものばかり!

生地を伸ばして、ソースを塗って、野菜を食べたい分だけトッピングしたら薪窯へ!

ものの数分で焼き上がり。

しっかり生地も具も焼けて、いい香り。野菜たっぷりだから罪悪感もなし!

今回はこれに、おひたし、あつきち特製ドレッシングをかけたサラダ、そして「とろとろステーキナス」と呼ばれる品種のナスの窯焼き。これがまた、とんでもなくおいしかった・・・。

うんま~い!食材探しの旅してきたかいあった・・・♪

自然の恵みをたっぷり受けた島根産野菜。それをたっぷり乗せたピザは言うまでもなく絶品でした。食べるたびに、つい笑顔になっちゃうほど。
ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました!

今回の食材探しの旅、実は「津和野体験Yu-na」の体験プログラムでした!

みなさんは、うすうすお気づきだと思いますが、今回の食材探しの旅はれっきとした津和野町の体験ツアーのひとつ。その名も「Otsukai!」。津和野駅を出発して、電動マウンテンバイクに乗って2件ほど農家さんを巡り、収穫体験。最後にピザなどの食事作りを楽しむプログラムです。

「医食同源」。津和野に息づく文化のひとつで、毎日の健康は食事からという意味を持つ言葉。津和野町はキレイな水が豊富で、栄養価の高い野菜が育つことで知られます。その津和野町を全身で楽しむ注目のプログラムなんですよ!

ガイドを務める岡野さんは広島県からのIターン者。現在は地域おこし協力隊として、津和野体験Yu-naのガイドを務めています。自身も大の津和野好きで、観光だと見落としちゃいそうなモノを紹介してくれたり、地元の人を交えてお話したり。津和野の暮らしをプチ体験できます。
今回の「Otsukai!」以外にも、様々な体験プログラムがあるので、チェックしてみてください!

「Otsukai!」 農家さんから具材を集めて津和野を味わうピザづくりツアー

問合せ:info@yuna-tsuwano.jp (Yu-na推進協議会)
住所:【集合場所】島根県鹿足郡津和野町後田イ66-1 JR津和野駅 [MAP]
料金:1名4500円 *最小~最大催行人数3~4名
休み:少雨決行、荒天時中止
情報:HP

まだある!島根の自然&カルチャー体験プログラム

ダイズモOMIZUMOおくいずも(奥出雲町)

ゆばすくい&豆腐作り体験で大豆の魅力にふれてみて

島根県奥出雲町で開催されている手作り体験「ゆばすくい体験」の様子

奥出雲町で長きにわたり、豆腐作りを行う『奥出雲とうふ・いしだ』による直売所&体験工房。こちらで人気なのが「ゆばすくい体験」と、出張体験の「とうふづくり体験」。社長の手ほどきを受けながらできたてを味わえますよ。自然の甘みたっぷりのスムージーとジェラートも評判です。

島根県奥出雲町の「ダイズモ OMIZUMO おくいずも」で購入できるスムージー

ダイズモ OMIZUMO おくいずも

電話:0854-52-0174
住所:島根県仁多郡奥出雲町稲原32-6 [MAP]
営業:11:00~17:00
料金:【体験】1名1650円
休み:なし
情報:HP

石州和紙会館(浜田市)

ユネスコ無形文化遺産の伝統和紙を作ってみよう

島根県浜田市で開催されている石州和紙の「紙すき体験」の様子

浜田市三隅町で受け継がれている「石州和紙(せきしゅうわし)」。約1300年の歴史を持ち、「石州半紙」の紙すき技法はユネスコ無形文化遺産にも登録。紙すき体験は子どもから参加でき、職人からレクチャーをしてもらいつつ、世界にひとつだけの和紙を作れますよ!

島根県浜田市の観光スポット「石州和紙会館」の館内

石州和紙会館

電話:0855-32-4170
住所:島根県浜田市三隅町古市場589 [MAP]
営業:9:00~17:00
料金:【紙漉き体験】はがき550円~ *要予約
休み:月曜(祝日の場合翌平日)、年末年始(12/28~1/4)
情報:HP

摘み樹ガーデン(邑南町)

すがすがしい高原で手作りブーケはいかが?

島根県邑南町の「摘み樹ガーデン」で開催中の「ブーケづくり体験」の完成品

標高400mの高原に広がるお花畑。元々、花屋さんで仕事をしていたアキさんが切り盛りするオーガニックガーデンで、季節の草花の摘み取り体験が評判です。贈り物用は1000円~オーダーもできます。約100種が植わるガーデンで、とびきりの花束を作ってみませんか?

島根県邑南町の「摘み樹ガーデン」の園内の風景

摘み樹ガーデン

電話:090-1185-8529
住所:島根県邑智郡邑南町伏谷1297-10 [MAP]
営業:9:00~17:00
料金:【摘み取り体験】お気持ちで可
休み:不定休 *冬季休業あり
情報:Facebook

※こちらの記事は2023年1月公開

タグ
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この記事を書いた編集人Editor

地元情報誌「ラズダ」編集部 いしやん
地元情報誌「ラズダ」編集部いしやん

島根県松江市出身→浜田市→大阪→奈良→松江市在住。喫茶店の冷えたおしぼりと、帽子が大好物な三十路。