島根は自然が遊び場だ！週末が待ち遠しくなる島根の遊び方4選

宍道サバゲー PARK DANDAN（松江市）

遊休施設を活用した巨大サバゲー場で“ソフサバ”にチャレンジ

サバゲー（サバイバルゲーム）は、決められたルールのもと、エアソフトガン（トイガン）で撃ち合うゲームのこと。シンプルゆえに、最近、全国的にじわじわと注目を集めているトレンドのアクティビティのひとつ。
ここ島根でも盛り上がりつつあり、地元の大学・島根大学ではサバゲー部ができたほど。そこで今回、松江市宍道町に2022年4月オープンしたサバゲー場『宍道サバゲー PARK DANDAN』で、編集部みずっち＆いしやんが撃ち合いしてきました！

まずは受付の後、ルール説明を受けます。エアガンの撃ち方、安全上の注意点など、丁寧にレクチャー。こちらのサバゲー場、小学生から大人まで、初心者・経験者問わず幅広い層の方が利用されているそう。
なので、ゲームエリア内はゴーグル必須など、特に安全面はしっかりと配慮されています。これなら初心者も安心して楽しめそうですね。

準備が整ったらサバゲーフィールドへ。今回はバリケード、やぐらなどが設置されたスペースでバトル！
サバゲー場がある場所は元々『宍道総合公園古墳の森』として1990年に整備された公園。古墳群PRのため、宿泊施設なども含めて整備されましたが、2020年の宿泊施設利用者は2人だけ。そこに目を付けたのが、山陰で複数のサバゲー場を運営していた代表の川上さん。地域団体や市の手助けもあって、サバゲー場に再整備しました。

合図が鳴ったらゲームスタート。バリケードを利用して隠れたり、忍び寄ったり。

撃ったり！

突っ込んだり！

そして撃たれたり・・・。

みずっちは本気出してほふく前進し始め、

そして、いしやんはまたもや撃たれる。

独特な緊張感もあり、少しの時間だけでも汗がじわり。ゲームではあるものの、運動不足解消にもピッタリですね。なにより、松江市内から車で約30分の距離で、サバゲーができるし、緑も豊かでゲーム後の深呼吸も気持ちいい！

施設の2/3は森林であり、私たちが利用したのはその一部。実際は森全体をフィールドとして、戦略的に戦えるんだそう。お試しでゲームしましたが、当たった時の爽快感やドキドキ感はたまりません。ハマる人が続出するのもうなずけます。

今回は10歳以上が対象の威力が低いエアガンを使用した「ソフサバ」を体験。こちらは毎月3回程度開催され、毎回、たくさんの人が参加。初めて会った人同士も、ゲーム後にはすぐに打ち解けて仲良くなるそうですよ。
また、今後は様々なイベントも企画。過去にはサバゲー×婚活イベントも（カップル成立したとか！）。ソフサバをはじめ、イベント情報も要チェックですよ。

TB-RESORT MITO（益田市）

四輪バギーで跳んで走って絶叫不可避！合言葉は“レッツ！バギー”

遊園地がない島根県。ですが、ジェットコースターのように絶叫間違いなしのアクティビティがあります。それが、益田市美都町で体験できる四輪バギー！
「四輪バギー」はバイク×自転車×自動車を掛け合わせたような乗り物。運転も簡単で、子ども（10歳以上）から体験できるんです。今回は編集部あつきち＆いしやんで四輪バギーにライドオン。

2021年春にオープンした『TB-RESORT MITO』は、山陰初の四輪バギー専門パーク。地元出身の草野さんが「風を切って走るバギーの楽しさを伝えたい！」とスタートさせました。山まるごとがバギー場になっていて、コースは草野さん自らが壮大なDIYを敢行。手つかずの自然が残る森の中を、四輪バギーで疾走できるんですよ。

受付の後、注意事項を確認。プロテクターやヘルメットを装着したら、操作方法の説明を受けます。ブレーキは自転車と同じで、手元にアクセルがあります。タイヤは4つ付いているので安定感は抜群。最大45度手前までなら傾いても問題なし！
ひと通り説明を受けた後、いよいよコースへ。今回は初心者向けコースのうち「初心者チャレンジコース」を体験。

頭上にも枝葉が伸びたコースはまるで森のトンネル。グリーンシャワーを受けながらのんびりバギー・・・、かと思ったら下り坂！
止まる際はあえて前の車にぶつかって停車します。通称・バギドン。このあとの運転中、何度もバギドンしますが、コレ案外クセになります（普通車でやっちゃダメ！）

「ウギャー！」など声にならない叫び声を上げつつ、ワインディングロードをGO、GO！
最初こそ緊張して、スピード加減に戸惑っていたものの、半分を過ぎたころにはアドレナリンもMAXに！

途中、フォトスポットで停車。草野さんをはじめ、スタッフさんが写真を撮ってくれるサービスも。体験は完全貸し切りでの対応なので、乗車時間中は思い思いに楽しめます。プライベート空間ですし、いくら叫んでも、カッコつけてもOK！むしろ、さらけ出したくなっちゃうかも？

折り返し地点以降は、難易度が上がって急こう配を登ったり、下ったり、急カーブを曲がったり。その都度、“レッツ！バギー”と叫びながらひたすら疾走。気が付くと声が枯れてました（笑）。

今回は60分コースを体験しましたが、あっという間。実際、利用する人のほとんどは60分・90分コースがあるうち、90分を選択されるそうです。
木々の木漏れ日、風を切って走る感覚、体に伝わるエンジンの振動などなど。むき出しだからこそのスリルと、爽快感は言葉に言い表せないほど格別・・・！
体験後はオリジナルドリンクでひと息入れつつ、深呼吸すれば、日ごろのストレスも置き去り間違いなしですね。

まだある！山or川の島根の自然アクティビティ

天空の朝ごはん（大田市）

日の出までに山頂へ！絶景とともに味わう格別の朝食

島根県のほぼ中央部に位置する山「三瓶山（さんべさん）」。今、密かに話題を集めているのが、登山と朝ごはんを掛け合わせたユニークな企画「天空の朝ごはん」です。

日の出１時間前に「三瓶観光リフト」に集合し、リフトに乗って15分。さらに徒歩５分ほどで山頂へ。そこで目にするのは、思わず息をのむほどの絶景！
大地を照らす太陽の光と、遠くまで続く雲の美しいグラデーション・・・。朝から贅沢な非日常を味わえますよ。

提供されるのは、島根県大田市内の複数の人気店がコラボしたスペシャルな朝食。｢ドイツ製パンマイスター｣が作る本格ドイツパンに、洋食屋の季節野菜スープ、そして人気カフェこだわりのコーヒーが味わえます。
開催スケジュールの詳細、参加予約は公式HPから。

三瓶山を中心とする「三瓶エリア」には、登山やトレッキングに最適な山が数多くあり、シーズンは登山やトレッキング客で賑わいます。麓にはオートキャンプ場が広がるほか、温泉施設やグルメスポットも。

イベントを主催する『国民宿舎さんべ荘』の宿泊プランを利用して、前日は現地周辺で過ごすのもオススメ。

飯南町シャワークライミング（飯南町）

水遊びなら島根県！清流をすべる天然ウォータースライダーは迫力満点

サーフィン、SUP、カヌーなど、川や海で多彩なアクティビティが楽しめる島根県。キレイな日本海や山間の清流を求めて、夏は県外からも多くの方が訪れます。

中でもイチオシなのが、清流で思い切り楽しめるシャワークライミング！天然のシャワーを浴びながら川や滝を登っていくリバースポーツで、子どもから大人まで気軽に楽しめます。今の時期は実施されていませんが、夏にはぜひチャレンジしたい人気アクティビティのひとつ。

体験できるのは、毎年6月中旬～9月中旬ごろまで。開始時間は予約時に9:00と13:00から選べ、着替え・移動も含めて約2～3時間程度で楽しめます。ちなみに週末は申し込みが集中するため、平日が狙い目。

必要なウェットスーツ、沢靴、ヘルメット、ライフジャケットも料金内で全てレンタルできるので、初心者でも安心ですね。

コースは全部で4コース。飯南町に初級コースが２つ、出雲市と雲南市に中上級コースが1つずつあり、スタッフと相談しながら決めていきます。定員は各2～6名程度。子どもは小学生以上かつ身長130cm以上から参加OK。

飯南町のシャワークライミングでは、変化に富んだ川を滑ったり、深い滝つぼに飛び込んだり、たまには川面に浮かんでのんびり空を仰いだり。木々のせせらぎ、鳥のさえずりを聞きながら大自然の中で過ごす時間は、リフレッシュ効果も抜群です。

場所によって異なる水量や水圧も、少し登りにくいゴツゴツした岩肌も、室内プールなどでは味わえない天然の醍醐味。夏は友達同士やファミリーで飯南町へ出かけて、大自然の中で素敵な夏の思い出を作ってみませんか？
参加予約はHPから。