昭和セメント工業株式会社の求人情報

工夫次第で可能性は無限大!!ものづくり立国日本の次世代を担って地域に貢献しませんか!?

コンクリート製品製造業(島根県 出雲市)

社屋

出雲市に本社を置き、主に土木・建築などの公共事業に使用されるコンクリートの二次製品(以下、コンクリート製品)を製造、販売している昭和セメント工業株式会社(以下、昭和セメント工業)。

昭和3年の創業から約90年もの長きにわたり、インフラの整備という形で地域の発展に寄与してきました。

硬くて冷たいコンクリート製品とは裏腹に、一歩社内に入ると社員の皆さんの温かい笑顔が迎えてくれる昭和セメント工業。

「硬くて冷たいコンクリート製品を扱っていますが、人の生活や安全と密接に関わる業界なので、人への思いやりは大切な業界ですよ!」と笑顔で語ってくれたのは代表取締役の矢田 斉社長。

まずは昭和セメント工業の業務内容から教えていただきました。

矢田さん
矢田さん

「コンクリート製品」と言われるとピンと来ないかもしれませんが、街中でよく見かける道路の側溝や縁石、法面のブロックなんかがそうです。そういったものを造ったり、建設会社や土木会社に販売するのが主な業務になります。

実は私たちの身近にあふれているコンクリート製品。何気ない日常を安全に過ごせるのは、こうした製品や工事をしてくれた人たちのお陰。コンクリート製品は目立つものではないかもしれませんが、私たちの生活を文字通り足元から支えてくれる、かけがえのない存在です。

矢田さん

私たちの仕事って、地下や発電所みたいな、日常生活では目に触れないような仕事も多いんですよね。なので職業としてイメージしにくいと思うんですけど、地域のインフラを整備するという本当に重要な使命を担っています。 それに、コンクリートは非常に重いですから、輸送コスト的に県外の企業から購入して持ってくるのは簡単ではありません。だから我々のようなコンクリート製品を作る企業が地元に無くちゃならないんです。目立たないかもしれないけど、地域の発展のために必要な仕事なんです。

人を守り、地域を支える昭和セメント工業の仕事。その使命は昭和3年の創業以来、社員の皆さんに脈々と受け継がれ、日々の原動力となっています。

「コンクリート製品」というと、規格の決まった製品を作るように思われがちですが、その場所やニーズに合せて柔軟な製造を行っているそう。

矢田さん

最近は気候変動や防災対策の需要が増えていて、お客様のご要望も多種多様化しているので、それにお応えするため新製品の開発を行ったり、その場所に応じたコンクリート製品の製造もしています。

想定を超えた規模の自然災害が起こり、これまでは十分とされていた堤防等の対策では間に合わないケースも増えているそう。このような不安を少しでも解消できるよう奮闘する昭和セメント工業の皆さんの姿は、私たちの不安を払拭し、安心感を与えてくれるようでした。

そんな昭和セメント工業の「強み」とは、どこにあるのでしょうか?引き続き矢田社長にお伺いしました。

矢田さん

長年培ってきたノウハウが一番の強みですが、さらに業界大手の共和コンクリート工業のグループ会社になったことで製品の種類が増えたことも武器となっています。 「経験値」と「製品の種類の多さ」が合わさったことで、より一層お客様のご要望にお応えできる体制が整いました。

Q.御社独自の商品開発もしているとのことですが、どんなものを作っているのですか?

矢田さん

最近は人手不足に悩む工事現場が多いので、強度や性能、美観はそのままに、少ない人数でも施工できる製品や、工期を短縮するために設置が簡単にできる製品が求められていますね。少しでも多くのお客様を助けられるよう、日々研究をしています。

コンクリート製品

地域の方だけでなく、工事に関わる人達にも親身に寄り添い事業を展開する昭和セメント工業。社員の皆さんはこの使命溢れる仕事のどんな部分にやりがいを感じているのでしょうか?

矢田さん

「社会に貢献できる仕事」という点はもちろんですが、自分が造った製品や関わった現場が「形として残る」のが非常に大きな魅力です。自分の関わった製品や現場を見ると、何年経っていても当時のことを思い出します。何十年にも渡って、自分が関わったものがかたちとして残り続ける仕事って意外に少ないと思いますよ。

そう言いながら、過去に関わった公共事業の時の思い出を楽しそうに語ってくれた矢田社長。実は前職は銀行マンだったそう。昭和セメント工業で働く社員の8割以上は未経験の中途採用とのことですが、皆さんどのようにキャリアを積んでいくのでしょうか?

矢田さん

未経験の方は製造や営業の仕事からスタートしていただきます。どちらも慣れるまで先輩がしっかりフォローしますし、どの部署も非常にアットホームな雰囲気なので、わからないことがあっても気軽に相談できますよ。

Q.資格が必要な業務もありますか?

矢田さん

はい、一部資格が必要な部署もあります。「試験室」というJIS企画や製品の強度など品質的な問題がないかをチェックするお仕事と、出来上がったコンクリート製品をクレーンやフォークリフトなどで運ぶ「運送」の2部門は資格が必要ですので、製造部門等でスキルを磨き、資格を取ってから配属される流れが多いですね。

昭和セメント工業では資格の取得についても先輩がサポートしてくれるのだそう。この温かく、居心地の良い社風は離職率の低さにも繋がっており、従業員の平均勤続年数は20年という長さ。

年中行事として春はお花見、年末は忘年会を開いて社員同士の絆をさらに深めているそうですが、そのほかにもワークライフバランスの取りやすさも離職者が少ない秘訣なのだそう。

社内雰囲気
矢田さん

時期にもよりますが、残業は比較的少ないと思います。なので、自分の時間は趣味などにしっかり使えますし、有休取得率も高くてプライベートな用事などができても休みを取りやすいですね。

昭和セメント工業の有休取得率は75%で、全国平均有休取得率の52.4%(平成31年 就労条件総合調査 厚生労働省より)と比べてかなり高い取得率となっています。

矢田さん

私も有給を利用して、友人と趣味の登山に行くこともあります。登頂した時の達成感がとても気持ち良いんですよね!近くでは大山にも登りましたし、以前は鹿児島など九州の方の山に登りに行ったりもしていましたよ。

矢田社長をはじめ、管理職の方がこうしてワークライフバランスの取れた働き方をするからこそ、会社全体にその風土が根付き、更に働きやすい環境へと繋がる…そんなサイクルが、昭和セメント工業には自然と生まれているのかもしれません。

登山

働く人の笑顔が輝く企業、昭和セメント工業では、どんな人材を求めているのでしょうか?引き続き矢田社長に採用について伺いました。

Q.どんな方に入社してほしいですか?

矢田さん

まず、ものづくりが好きな方に来ていただきたいですね。先ほども申しましたが、同じ製品を造り続けるわけではなく、多種多様な製品を造ったり、お客様のご要望に応えるための工夫が必要だったりします。 工夫次第で可能性は無限大ですから!そういったことを楽しめる方には面白い仕事ではないかと思います。弊社でも若手がどんどん活躍しておりますので、やる気だけ持って入社していただければ大丈夫です(笑)。

最後に、求職者の方に向けてメッセージをお願いします。

矢田さん

ものづくりは日本の経済成長の原点ですし、これからもインフラの整備などを通じて地域やそこに住む人の安全を誰かが守っていかなければなりません。スケールの大きい舞台で、私たちと汗をかきながら一緒にものづくりをしていきましょう!

矢田社長の仕事に対する誇りや熱意、そしてこれからの日本のインフラを支えていくという使命感に心を打たれる人も多いのではないでしょうか。未経験でも思いがあれば大丈夫。昭和セメント工業では、志を共にしてくれる仲間を募集しています。

新入社員

続いて、営業部 課長の安井英治さんに従業員を代表してお話を伺いしました。Uターンで昭和セメント工業に入社したという安井さん。一体どのようなきっかけで島根にUターンし、昭和セメント工業に入社したのでしょうか?

安井さん

Q.Uターンのきっかけは?

安井さん

私は進学や就職で、福岡と東京に住んでいたことがあるのですが、都会での生活にあまり馴染めなくて、27歳の時に生まれ育った島根に帰ってきました。前職は旅行代理店で勤務していました。

旅行代理店から全くの異業種である昭和セメント工業に入社したという安井さん。数ある企業の中で、昭和セメント工業を選んだきっかけは何だったのでしょうか?

安井さん

正直、全く知らない業界でしたが、地元島根のインフラ整備のお手伝いができる仕事だと聞いて、自分もこれから暮らしていく島根に、スケールの大きな仕事で貢献したい!と、入社を決めました。

Q.未経験からどのように仕事を覚えていきましたか?

安井さん

私は営業部の所属ですが、入社して約3カ月は工場勤務をしました。自分が営業として販売する製品がどのようにして作られるのかを知っておくのは必要なことですからね。その後は約半年ほど上司の営業に同行して、この業界の営業の仕方を教わりました。独り立ちしてからも最初はことあるごとに上司に相談をしていましたが、松江地区の担当として営業活動をしていました。

全くの異業種から転職した安井さんも、今や課長として会社の主力メンバーに。現在は国や地方公共団体、建設業者への提案や対応が主な仕事とのこと。

安井さん

私たちの仕事って、ご提案次第で住民の方々の生活に大きく影響することもあるので、本当に責任重大なんですよ。 例えば、民家近くの道路の側溝を消音タイプにしなかったら、住民の方が騒音に悩まされる可能性が出てきます。通行する側にとっては少々の音はたいしたことがないかもしれませんが、そこに住む人にとっては毎日のことなので重大な問題になります。 プロとして色んなことを想定してご提案できるかどうかが重要ですね。

「人への思いやりが大切な業界」という矢田社長の言葉の重さが伺えるエピソードを教えてくれた安井さん。プロの目線と思いやりで、私たちの快適で安全な生活を守ってくれています。

そんな安井さんに、今後の仕事の目標を伺いました

安井さん

コンクリート製品は日々新しいものが開発されています。新製品や新しい技術の勉強も怠らず、お客様のご要望に期待以上にお応えできるようなご提案をしていきたいです。

続いては、安井さんにUターン者として島根の生活の魅力について語っていただきました。

Q.島根に戻って来て一番よかったと思うことは何ですか?

安井さん

やはり通勤の面が大きいですね。東京の時は毎日早く起きて満員電車に片道1時間以上も乗って通勤していましたが、今は車で10分です。おかげで自分の時間が増えましたし、満員電車のストレスもなくなりました。

島根の生活に大満足という安井さん。実は2人のお子さんのパパという一面も。子育て環境として考えた場合、島根の生活はどうなのでしょうか?

安井さん

島根は自然が多くて公園もたくさんあるし、子育てをする環境としても本当に良いと思います。休日には子どもと一緒に近所の公園で虫取りをしたり、散歩していますね。食べ物もおいしいし、たまにリフレッシュで友人とゴルフに行ったり、オフも充実しています。

安井さんのいきいきした表情からは、島根県に戻り、公私ともに充実している様子が言葉以上に伝わってくるようでした。

最後に求職者の方にメッセージをいただきました。

安井さん

コンクリート製品の製造は、なかなかイメージしづらい仕事だと思いますが、社会貢献できる本当にやりがいある仕事だと自負しています。 私が所属している営業部は5名中4名が他業種からの中途入社なので、未経験の方も安心して来てください。「専門知識もない一からのスタートなんて…」と最初は不安かもしれませんが、私たちができる限りサポートします!ぜひ、昭和セメント工業で一緒に働きましょう!

仕事に求めるものは人それぞれ。業務内容や仕事のやりがい、福利厚生や給与など、人によって様々な価値観がありますが、「派手な仕事じゃなくても目立たなくても、本当に地域のためになることがしたい」そう考える方にとって、昭和セメント工業はぴったりの職場なのではないでしょうか?

島根県の伸びのびとした風土で地元の安全を守り続ける昭和セメント工業。次世代を担い、地域の明るい未来を創るのは、あなたかもしれません。

(2020年12月取材)

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