すどう けんたろう
須藤 賢太郎さん
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年齢/
46歳
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移住前/
東京都
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現住所/
隠岐郡西ノ島町
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家族構成/
ひとり暮らし
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趣味/
祭り・神社巡り・島内探検
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仕事/
林業(隠岐島前森林組合)
業 種
林業(受入先:隠岐島前森林組合/隠岐郡海士町)
住まい
町営住宅(一軒家)
期 間
2018年5月~2019年4月
生活拠点
西ノ島町
地域活動
祭りなどの行事は基本すべて参加
産業体験のきっかけは?
全国の神社巡りが趣味で、隠岐の神社を訪ねたことがきっかけで、隠岐で暮らしたいと思うようになりました。隠岐4島すべて巡った結果、西ノ島の人の人柄の良さが最も印象的で、西ノ島への移住を決めました。移住先を決めたあとで仕事を探しました。
体験中の困りごとは?
気を付けていたつもりですが、怪我をしてしまったことがあります。肋骨を折ってしまい、その時はさすがにかなり痛かったです。やはり常に安全面には細心の注意が必要なので、経験を積み、身体で覚えていく必要があります。
学んだこと・役に立ったこと
林業は全くの未経験で、木の伐り方もチェーンソーの扱い方もすべて一から教わりました。常に危険と隣り合わせの仕事なので、事前の「段取り」の大切さを学びました。
今だから言える○○
正直、私が本当に西ノ島の住人になるとは、周囲の方も思っていなかったようです。東京から来て何も島のことを知らなくて、この人いつまで続くかなって。でもやっぱり私はこの島が好きだから、今の暮らしを大切にしたいと思っています。
休日には島の観光ガイドも務める
林業はチームワークが大事
生活の様子
現在は林業とホテルでのアルバイトを掛け持ちしています。休みの日には島の観光ガイドもやっています。スケジュール的に忙しいですが、日々の山登りで体力が付き、とても健康な身体になれました。
仕事に対する満足度
きっかけは西ノ島で暮らしたい想いが先行して移住しましたが、たまたま従事した林業に対して徐々に興味が深まり、今では山の自然を感じながら毎日働いています。木をたくさん伐採したあと、山の上からの視界がパッと開ける瞬間があって、その眺めは最高です。
交流・コミュニケーション
もともと祭り、特に神輿の出る祭りが大好き。地域の祭りには積極的に参加します。当初は「よそ者」感を感じていましたが、今ではすっかり受け入れていただき、近所のお宅でお酒をご馳走になる機会も増えました。
家族が欲しい
ずっと独り身なので、早く家族が欲しいです。
観光ガイド×林業の実現
たまに観光ガイドをやっているのですが、いつか林業経験で得た森林の知識を活かしたガイドをやりたいと思っています。
私は40代での産業体験でしたが、人間30代以降は何かと先入観に捉われがちになります。でも新しい環境に飛び込むためには、地元の人たちの言われることに素直に耳を傾け、謙虚でいることが大事。また何もわからない未経験の仕事に就いて怒られることもたくさんありましたけど、乗り越えるためには我慢も必要です。