しみず  まさよし

清水 政義さん

  • 年齢

    47歳

  • 移住前

    千葉県

  • 現住所

    知夫村

  • 家族構成

    ひとり暮らし

  • 趣味

    ゴルフ

  • 仕事

    水産業(自営)・ホテル宿直

清水政義さん
UIターンの流れ スマートフォン用の画像

産業体験中の暮らし

業  種

水産業(イワガキ養殖)(受入先:イワガキ養殖業者(個人)/知夫村)

住まい

アパート

期  間

2007年4月~2008年3月

生活拠点

知夫村の仁夫地区

地域活動

産業体験中はほとんどなし

産業体験のきっかけは?

会社員を辞め、千葉で1年ほど定置網漁業をやっていた時、新聞記事か何かで隠岐のイワガキ養殖のことを知り、興味を持ちました。そこで紹介されていた個人の養殖業者の方がホームページ上で研修生を募集していたので、彼の元で本格的に学ぶことを決意しました。

体験中の困りごとは?

イワガキ養殖は時間がかかるため、始めてから収入を得るまでに3年以上かかります。その間別の収入源を確保する必要があるので、その点は大変なところです。

学んだこと・役に立ったこと

師匠の元でしっかりと学ばせていただき、イワガキ養殖のノウハウを身に着けられたことです。その知見を活かして、現在独立して頑張っています。

今だから言える○○

自分の身体ひとつでやっていく仕事なので、振り返ってみれば最後まで健康でいれたことに感謝ですね。身体を壊したら続けていけない仕事ですから。

現在の暮らし

出荷まで数年かかるイワガキ養殖

出荷まで数年かかるイワガキ養殖

貝殻にドリルで穴を開ける作業中

貝殻にドリルで穴を開ける作業中

生活の様子

現在はホテルの宿直と掛け持ちしながら生活しているため、昼間に少しずつ仮眠を取り、夜間のための体力温存に努めています。イワガキ出荷シーズンになるととても忙しく、毎日休みなしで働きますが、出荷が終わると思いっきり休みます。去年は毎日泳ぎまくって過ごしていました。

生活のスケジュールグラフ

仕事に対する満足度

知夫村は自由なところで、自分なりの養殖のやり方をいろいろ試しながらできるところがいいです。良いイワガキを作るにはどうしたらよいのか、試行錯誤を繰り返しながら、楽しみながらやっています。たまにタコが獲れたり、面白いハプニングもあります。

交流・コミュニケーション

産業体験中は職場と自宅の往復ばかりでしたが、独立した今では他業種の方々とも自然に交流の機会が増えました。作業場が近い別の漁業者の方々と仲良くさせてもらったり、イカダを手作りした際も材料や機材を貸してもらったりしてとても助かりました。

将来の展望

とにかく身体が資本

ひとり仕事で、自分の身体が壊れてしまったら続けられないので明日はどうなるかわからないですが、できるだけ長く続けたいと思っています。

いつかは本場でゴルフを

ゴルフが趣味なので、英会話を勉強していつか本場イギリスのスコットランドへ行き、ゴルフを楽しみたいです。

イワガキを収穫している清水政義さん
失敗するかもしれない、くらいの気持ちで

絶対に成功させなければ、などと気負わず、もしかしたら失敗するかも、くらいの気持ちで挑戦するのがよいと思います。何事もやってみないとわからないので。

産業体験を成功させるポイント