おか ゆうた
岡 優多さん
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年齢/
33歳
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移住前/
東京→岐阜→北海道→オーストラリア
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現住所/
出雲市
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家族構成/
妻、子供1人
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趣味/
カフェで読書
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仕事/
アルバイト(家庭教師,ブロッコリー集荷場作業),農家
業 種
農業(受入先:個人農家/出雲市)
住まい
実家(一軒家)
期 間
2017年2月~2018年1月
生活拠点
出雲市
地域活動
地域のブロッコリー部会への参加
産業体験のきっかけは?
オーストラリアから帰国して地元島根に戻り、仕事を迷っていたところ、父から農業をやらないかと誘われました。その後、サイト(くらしまねっと)でUIターン相談会があることを知り、参加した際に産業体験の存在を知ったことがきっかけです。
体験中の困りごとは?
若い同世代の友達が少なくて寂しいと思うことが多いです。島根に帰ってから今に至るまで、なかなか同世代同士の交友関係が広がっていかないので、休日に一緒に遊べるような仲間が欲しいなと思います。
学んだこと・役に立ったこと
体験中の空いている時間で、農業雑誌を毎月読み、栽培の技術やノウハウを身に着けることができました。また土づくりや、様々な種類の野菜の栽培方法を学ぶことができました。
今だから言える○○
昨年他界した祖父からブロッコリーの栽培方法を教えてもらっていましたが、指導が厳しすぎて本当に大変でした。今思えば、身内だからこそ口酸っぱく指導してくれたのでしょうが、当時はそれに耐えるのに苦労しました。
コンテナで育てている椎茸を栽培している様子
岡さんの畑で獲れたブロッコリーと椎茸
生活の様子
5時に起床し、6時から畑でブロッコリーの収穫を行います。その後バイトで集荷所の作業をし、終わってから畑仕事を行います。19時~21時までは家庭教師のバイトをし、23時に就寝します。集荷場の作業と家庭教師という2つのバイトと、農業との両立の日々を送っています。
仕事に対する満足度
現状は農業とバイトを掛け持ちしているため、まだ収入面では軌道に乗れていないので50%です。いずれは自分の農業技術だけで収入の100%を得れるようになって、余裕を持ちながら野菜を作りたいです。
交流・コミュニケーション
地域でブロッコリー部会が定期的に行われますが、その際にご年配の方から様々な体験談を聞くことができ、とても勉強になりました。「将来はこの地域の農業の担い手として頑張ってほしい」と温かく受け入れてもらい、とても恵まれていると感じています。
農業で安定的な収入を得る
天候に左右されやすい農業ですが、最近室内で栽培できる椎茸づくりをはじめ、安定的な収入を得るための第一歩を踏み出したところです。いずれはもっと余裕を持って野菜作りを行えるようになりたいです。
妻と農福連携の事業を始めたい
妻が福祉関係の仕事をしているので、一緒に「農福連携事業」を行いたいと思っています。具体的には、障がいがあって就職が難しい子どもたちに椎茸栽培を手伝ってもらい、給与面をサポートする仕組みを作りたいと思っています。
栽培していたブロッコリーが病気になったことをきっかけに、本を読んだり先輩方の話を聞いたりして、基本に忠実に作業を進めていくことの大切さに気付きました。日頃の業務をただのルーティーン作業だと思ってやると飽きてしまいますが、工夫してやると変化があって面白くなってくるかもしれないですよ。