なんか たかし
南家 隆史さん
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年齢/
45歳
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移住前/
千葉県
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現住所/
知夫村
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家族構成/
妻、子ども(3人)
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趣味/
特になし
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仕事/
漁業(岩がき養殖)、畜産業(肉牛)
業 種
漁業(受入先:知夫村漁協/知夫村)
住まい
役場から紹介された空き家
期 間
2002年10月~2003年9月
生活拠点
知夫村
地域活動
掃除、祭り、葬式等など可能な限り参加
産業体験のきっかけは?
10年間続けたサラリーマン生活に嫌気が差し、自分でできる仕事を探しているときに、知夫村のHPで産業体験事業を知りました。妻は島特有の人間関係を心配していましたが、1か月間説得しました。
体験中の困りごとは?
漁業中心の生活に体が慣れず、疲れた時期がありました。また、入居した空き家が古く、雨漏りに苦労しました。冬場に水道管が破裂したこともあります。
学んだこと・役に立ったこと
操船技術を取得しました。1年間の体験を通じて漁業のサイクルを学べたことも良かったと思います。また、受入先の師匠が牛を飼っていて、手伝いをしたことが現在の畜産業への参入のきっかけになりました。
今だから言える○○
最初は地域の人が用もなく様子を見に来てとまどいましたが、徐々に慣れていきました。子どもがいない集落だったため、地域の人に子どもをとても可愛がってもらえて嬉しかった記憶があります。
知夫村の養殖風景
牛のエサやり風景
生活の様子
3月~6月の岩がきのシーズンには、牛の世話と岩がきの出荷作業を交互に行い、それ以外の季節には牧草の草刈りなどを行っています。基本的に、日の出とともに起床し、太陽が出ている時間は働いています。
仕事に対する満足度
産業体験を終えて2か月後に牛を購入し、現在は岩がき養殖と畜産業を兼業で行っています。岩がきを出荷する際の「殻磨き作業」が大変ですが、自分のペースで進められる現在の仕事に満足しています。
交流・コミュニケーション
移住後、2~3年を経て良い友達ができました。地域の行事にもなるべく参加するようにしました。あせらないことが大事だと思います。
家族で楽しく暮らし続けたい
家族ともども楽しく暮らすことが出来ています。収入は多くありませんが、それなりの生活を維持しています。千葉県で暮らしていたころよりお金を使わず、慎ましく暮らすようになったと思います。
珍しい海産物を養殖したい
現在19頭の牛を飼っていますが、将来的には、30頭まで増やしたいです。また、漁業では「神葉(海藻)」など地域にある珍しい海産物の養殖ができないかと考えています。
本気で定住するつもりなら、ある程度の貯金があった方が良いと思います。体験終了後に養殖や畜産を始めるためには初期投資が必要でした。また、何より新しい地域での生活を楽しもうとする気持ちが大事です。