かみさこ  ゆみこ

上廻 由美子さん

  • 年齢

    37歳

  • 移住前

    兵庫県

  • 現住所

    安来市

  • 家族構成

    夫、子ども(4人)、夫の両親

  • 趣味

    ツルでかご作り、農作業の合間のお茶

  • 仕事

    農業(自営)

上廻由美子さん
UIターンの流れ スマートフォン用の画像

産業体験中の暮らし

業  種

農業(受入先:個人農業/安来市)

住まい

公営アパート

期  間

1998年4月~1999年3月

生活拠点

安来市

地域活動

近所の人がお世話してくれたので積極的に参加。機会があるときは、同期の研修生とも色々なところへ出かけた。

産業体験のきっかけは?

栄養士だったことは病院食を作っていましたが、業者が持ってくる野菜が冷凍だということに疑問を抱き、農業に興味を持つようになり、インターネットや情報誌等で情報収集をして、島根に「産業体験」があることを知りました。

体験中の困りごとは?

転入直後は自転車しか持っていなかったのでとても不便でした。県の担当者の紹介で中古車を安く手に入れてからは、自由に働くことができるようになって、楽になりました。

学んだこと・役に立ったこと

農業を全般的に学ぶことができたので、現在の仕事では全て役立っていますが、人との繋がりがとても大切だということを学んだのが、一番大きな収穫だと感じています。

今だから言える○○

市場などにも研修に行って、消費者と実際に接する販売について勉強しておけば良かったと思います。市場が無理でも花屋や八百屋などでバイトをしておけばもっと学べたことがあったと思います。

現在の暮らし

夫と一緒に春菊の収穫

夫と一緒に春菊の収穫

近所の方が作った美味しい漬け物でお茶休憩

近所の方が作った美味しい漬け物でお茶休憩

生活の様子

朝は家事から始まり、9時から子どもの保育園のお迎えまで仕事をします。丸1日休める休日はほとんどありませんが、仕事の合間に家族や従業員さんとお茶をしながら話をするのが楽しみです。

生活のスケジュールグラフ

仕事に対する満足度

資材は高価になっているのに野菜の価値はあまり変わらないので苦しい思いをすることもありますが、仕事には満足しています。

交流・コミュニケーション

近所の方にものづくり(漬物など)を教えてもらうなどとても良好な関係を築けていますが、世代間の隔たりは感じることがあります。もう少し地域の若者に物事を任せても良いかなと思うときもあります。

将来の展望

自然とともに暮らしたい

兵庫県に住む両親のことは少し心配ですが、島根県は自然を活用しながら仕事ができる場所なので、今後も住み続けたいと思っています。

将来は子どもたちと一緒に農業を

今後も野菜を作り続けたいです。また、自分の子どもたちが大きくなった時には、”一緒に農業ができれば良いな”と思っています。

春菊を収穫する様子
色々な人の話を聞く

受入先だけでなく、地域の方からもお話を聞くことが大事です。色々な人からお話を聞くことは仕事面だけでなく、生活面でもとても役に立つことが多いです。そういったことから人との繋がりを深く築いていけると思います。

産業体験を成功させるポイント