あさお  あきひろ

浅尾 明広さん

  • 年齢

    48歳

  • 移住前

    広島県

  • 現住所

    吉賀町

  • 家族構成

    妻、子ども(2人)

  • 趣味

    農作業

  • 仕事

    木工家具の
    製作・注文販売・修理等(自営)

浅尾 明広さん
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産業体験中の暮らし

業  種

木工(受入先:木もく工房/吉賀町)

住まい

作業場も兼ねた借家(現在も居住)

期  間

1999年4月~2000年3月

生活拠点

吉賀町

地域活動

積極的に参加

産業体験のきっかけは?

吉賀町は自然豊かで、静かなところです。仕事をするのに環境が良く、街に出るのにも割と便利なのが気に入ったので空き家を探しました。産業体験については役場の職員から聞き、受入先を紹介してもらいました。

体験中の困りごとは?

産業体験自体に関する悩みや困りごとは特にありません。体験中も仕事として注文家具の製作を行っていましたが、あまり仕事が無く貯蓄を切り崩しながら生活をしていたのがつらかったです。

学んだこと・役に立ったこと

島根県に来る前に石川県の職業訓練校や岐阜県の家具工房などで木工家具づくりの技術を学んでいましたが、産業体験ではさらに技術を磨くことができました。

今だから言える○○

家具を制作するための機械(木を切る、削る、曲げる等の作業機械)の使い方を勉強したかったです。今は自分で勉強したので使えるようになっています。

現在の暮らし

家具の制作風景

家具の制作風景

浅尾さんが制作した家具

浅尾さんが制作した家具

生活の様子

朝6時に起きて、それから注文家具の製作や修理などの作業を夕方まで行っています。自営だけでは生活できないので、週に2日~3日は別の仕事をすることもあります。仕事がない日は家族と出かけることもあります。

生活のスケジュールグラフ

仕事に対する満足度

もともと家具や木工品の製作がしたくてここに来ているので、好きなことができて満足しています。しかし、生活を安定させるためには木工だけでは厳しく、生活費は別の仕事に頼る部分が大きくなっています。

交流・コミュニケーション

自治会・公民館行事に積極的に参加して仲間を増やしました。また、同じ伝統工芸仲間として陶芸をしている方とも交流が生まれました。

将来の展望

両親と吉賀町で同居も視野に

この地で生活し続けようと思っています。実家の広島にも近く、環境が良くて住みやすい場所なので気に入っています。ただ、広島に残してきた両親の事が心配で、将来的には吉賀町での同居も考えています。

半農半"大工"

今後も好きな大工は続けていきたいと思います。また、自分の家の庭で畑もしているので、農業の勉強もしたいと考えています。最近注目されている「半農半X」のXを"大工"でやってみたいです。

海太郎さんの受け入れ先の方との写真
信念を強く持つ

生半可な気持ちで産業体験に取り組んではいけないと思います。体験中は、その産業をずっと続けていくという信念を持って、全力で取り組むことが大切です。

産業体験を成功させるポイント