もとき  まさと

元木 雅人さん

  • 年齢

    42歳

  • 移住前

    山形県

  • 現住所

    邑南町

  • 家族構成

    妻・子ども(3人)

  • 趣味

    アウトドア

  • 仕事

    農産物販売、肥料資材販売、栽培コンサルティング

元木雅人さん
UIターンの流れ UIターンの流れ

産業体験中の暮らし

業  種

農業(受入先:上野農園/邑南町)

住まい

民間アパート

期  間

2003年2月~2004年1月

生活拠点

邑南町

地域活動

受入先の農家さんが神楽団の団長だったため、何もわからないうちから神楽の活動に参加していた。

産業体験のきっかけは?

運送会社で働いているころから漠然と「農業をしたい」と思っていました。子どもが生まれたことで「食」に対する考え方が変わり、食べ物で健康にならなくてはという思いが強くなってIターンを決意しました。

体験中の困りごとは?

不動産屋がなかったので住宅を探すのが大変でした。空き家があっても補修にお金がかかるし、公営住宅では家族が多いと手狭になります。私の場合は友達が家を貸してくれたので助かりました。

学んだこと・役に立ったこと

生産者と消費者が直接繋がることの大切さを学びました。現在の仕事は農業ではありませんが、産業体験で学んだことは現在の仕事の根底になっています。

今だから言える○○

体験場所でもあった邑南町で現在の仕事をやりたかったというのが本音ですが、それは叶いませんでした。有機農業や販路についてもっと学んでおけば良かったです。

現在の暮らし

有機農業で育てられたほうれん草

有機農業で育てられたほうれん草

部下の渡邉さんとともに

部下の渡邉さんとともに

生活の様子

生産者と消費者を繋ぐ仕事をしているので、何かあった場合に365日いつでも対応できるように、帰宅後や休日もメールをチェックしています。家族全員がアウトドア好きなので、休日は山登りなどを楽しんでいます。

生活のスケジュールグラフ

仕事に対する満足度

自分が農業を営む側を思い描いていたので想定外の仕事に就きましたが、生産者が一生懸命作った野菜を消費者が「おいしい」と思って食べてくれる、そんな関係を築く仕事ができて嬉しいです。

交流・コミュニケーション

産業体験中から参加している神楽団や、自治会の壮年部にも所属しています。私が今こうして暮らしているのは本当に地域の方のおかげです。また、職場のある浜田市では仕事仲間とよく飲みに出かけます。

将来の展望

温かい人達がいる邑南町で永住

邑南町に永住したいと考えています。地域の方々との関係があって現在の生活ができていると思いますし、そんな温かい人達のいる場所だからこそ、ずっと暮らし続けたいです。

「有機農業」の普及

有機農業による野菜の生産者を増やすことが私の夢です。過疎地でも中山間地でも、有機農業で立派に経営が成り立つという事を多くの人に知ってもらいたいです。今後も「やりがいのある農業」に関わっていきたいと思います。

休日は家族でアウトドア
積極的に行動する

私は地域の方に声をかけたり、行事に積極的に参加したりすることで、地域の方々が困ったときに助けてくれるようになりました。よそものだからといって遠慮せずに、差し伸べられた手をしっかり掴むことが大切だと思います。

産業体験を成功させるポイント