かなおか ゆたか
金岡 豊さん
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年齢/
62歳
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移住前/
東京都
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現住所/
飯南町
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家族構成/
夫婦2人暮らし
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趣味/
囲碁
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仕事/
飯南町嘱託職員(お米のPR販売)
業 種
農業(受入先:(有)ファーム木精(こだま)/飯南町)
住まい
町営住宅
期 間
2000年10月~2001年9月
生活拠点
飯南町
地域活動
複数の地域活動団体に参加
産業体験のきっかけは?
もともと、50歳になったら会社を辞めて新しいことに挑戦しようと考えていました。全国のUIターン情報誌を見て、妻の実家がある島根県にIターンすることに決めました。
体験中の困りごとは?
コミュニティが狭く、地域の人から常に見られているように感じていました。自分は地域の人のことをよく知らないのに、地域の人は「東京から来た金岡さんでしょ。」とみんなが自分のことを知っていました。
学んだこと・役に立ったこと
今まで何気なく食べていたお米にも、美味しいお米と美味しくないお米があるということを知りました。また、お米と大豆の検査員の資格を取得し、それが今行っているお米の品質検査等の仕事に役立っています。
今だから言える○○
稲について質問されたときに十分答えられないことがあるので、もっと稲の育成について勉強したかったです。今は、専門的な知識を必要とする農業技術検定2級の取得に向けて勉強中です。
お米の品質検査の様子
「飯南町のうまい米コンテスト」で
金賞を受賞したお米をPR
生活の様子
嘱託職員のため出勤は月に17日程度で、休日は所属する地域活動団体の事務作業などをしています。終業後は、妻が勤めている近所の温泉に迎えに行き、そのついでに入浴して帰るのが日課です。
仕事に対する満足度
今の仕事は評価が見えにくく、多少違和感がありますが、やりがいはあります。収入は減りましたが、綺麗な景色を見たりしたときに「何万円分もの良いものを見たぞ。」と思うだけで豊かな気持ちになります。
交流・コミュニケーション
所属する地域活動団体で「男の居場所を作ろう」というスローガンを掲げ、定期的に集会を開いて、男同士でお茶を飲んだり映画を見たりする活動をしています。
生きがいや楽しみを見つけて暮らしていきたい
島根県は少子高齢化が進んでいますが、逆に言えば少子高齢化対策の最先端を行けるはずです。若者の就業機会を奪わない程度に働き続け、生きがいや楽しみを見つけたいと思います。
合同会社を設立したい
良いお米を作ったら、それに見合うだけの収入が得られるようなシステムを構築したいです。しかしそれは既存の組織では難しいため、そのための合同会社をいつか立ち上げたいと考えています。
強い意志があればなんでも頑張れます。「都会ではだめだったけど、田舎ならなんとかなるだろう。」という甘い考えではなかなか成功しないと思います。また、相談相手をみつけることも大切だと思います。